大人形と大提灯   
大人形
大提灯
大人形と大提灯
 おおにんぎょう おおちょうちん

県指定有形民俗文化財
 昭和31年1月16日指定

 上庄八坂神社では毎年7月21日に「提灯ぞろえ」という献灯の神事、24・25日には「大人形」の神事がある。

 大提灯は人物、風景等が描かれ、材料に、魚鱗・魚皮・虫の羽・貝殻・木皮等が使われている。

 大提灯の由来は、安元二年(1176)上庄に祇園宮が勧請された際に、白武三郎兵衛という貧しい武士が、雨の降る闇の夜に粗末な提灯と破れた傘をさして御神霊を迎えたという話がある。

 心から神を崇敬する彼の行為に感激して、後世彼が使用した提灯や傘にちなんで作成し奉納したのがこの大提灯の始まりといわれている。

 「大人形」は向かって右が八幡太郎義家・左は安倍宗任もしくは貞任を毎年交互に立て中央に祇園宮の被壇を設けている。

 これは夢の中で徳川家康と立花宗茂とを仲介した祇園神の功徳を表したものとされる。

 大人形の股をくぐれば、無病息災のご利益があるという。