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みやま市
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瀬高地区   

清水寺本坊庭園   
本坊庭園
清水寺本坊庭園
 きよみずてらぼんぼうていえん

国指定名勝
 昭和4年4月2日指定

 室町時代の画僧・雪舟の作と伝えられており、前方の愛宕山を借景として取り入れている。

 心字池を中心に庭石の配置・植込・池に注ぐ緩と急の滝など、白然と人工の美が見事に調和した庭園である。

 春は新緑、秋は紅葉など、四季折々の見事な風景を織り成し、特に借景の愛宕山から昇る中秋の名月は池面に映えて、見る人を幽玄の世界へと誘うようである。

五百羅漢   
五百羅漢
 ごひゃくらかん

 釈迦の弟子500人の「自覚」への道を志す、修業僧たちの群像が500体の羅漢となって並んでいる。

文化文政の頃から大正年間にかけて奉納されたものだが、これらの羅漢の首が明治以降、心ない者の手ですべて落とされ、いつしか人々は「首なし地蔵」と呼ぶようになっていた。

ところが最近になって、誰かが首をつけたので五百羅漢は一体一体違ったおだやかな表情を復活させている。
五百羅漢

清水寺三重塔   
清水三重塔
清水寺三重塔
 きよみずてらさんじゅうのとう

県指定有形文化財(建造物)
 昭和30年3月5日指定

 この塔は、柳川領内住民と近国信者の寄進により、天保7年(1836)に落成したといわれている。

 屋根は本瓦葺で、高さは相輪を含めて約26.5mである。

 塔の建設は大工棟梁の宗吉兵衛が亡くなり、嫡男が後を継いで、当時五重の予定だった計画を三重に変更した。

 戦後白蟻の被害等により、昭和41年解体復元工事が行われ、その後瓦の破損により昭和59年に修復された。

 優美さと荘厳さを兼ね備えた姿は清水山の白然とよく調和して、すばらしい景観となっている。

清水寺楼門   
清水寺楼門
 きよみずでらろうもん

県指定有形文化財(建造物)
 昭和36年4月18日指定

 楼門は、清水寺への参道にある。

 三間一戸二重門、木造入母屋造、階上階下とも36.3u。

 屋根は、造営当時は桧皮葺だったが、現在は銅板葺になっている。

 棟木銘によれば、当門は延享2年(1745)5月に上棟され、柳川藩6代藩主・立花貞則公が願主となり、大城源右衛門を大棟梁として建立された。

 格調高い構造は、当時の柳川藩の建築技術水準を示す建築物として評価されている。

 下層は獅子前軀が両端を支える虹梁で、藩主立花家の家紋・祇園守のつく蟇股(かえるまた)を施してあり、鏡天井には飛天が描かれている。

 上楼には釈迦如来、文殊師利菩薩と、持国・広目・増長・多聞の四天王像が安置されている。
清水寺楼門

女山神籠石   
女山神籠石
女山神籠石
 ぞやまこうごいし

国指定史跡
昭和28年11月14日指定

 女山神籠石の配列の形状は、古塚山を中心に1辺約70cmの立方体に加工された礫岩が、山にほぼ馬蹄状に並んでいた。

列石を横切る横尾谷・長谷・源吾谷・産女谷には水門が設けられており、そのうち、横尾谷と長谷が比較的水門の原形をとどめている。

女山神籠石は全長約3qに及び、山麓最北端の横尾谷より北半分についてはまだ不明である。

 築造の目的については、これまで「神域説」と「山城説」の両説の間で争われてきたが、近年の調査により七世紀頃に構築された山城遺構とする見解が強まっている。

列石の内部には多数の古墳があり、中広形銅矛・勾玉などの出土品も多い。

権現塚   
権現塚
 ごんげんづか

市指定史跡
 昭和56年2月23日指定

 坂田にあり、町内で最大の二段築成の円墳である。

 規模は径45m・高さ5.7m・周囲113.5mである。

 年代ははっきりしていないが、大化の改新の際、規模の大きい古墳を造るなどの厚葬を禁じており、それから察するに大化の改新以前のものとされている。

 伝説によると、神功皇后が田油津媛を討った際に多くの戦死者を出したので葬った塚とも、または卑弥呼の塚とも言われているが定かではない。
権現塚

玉垂神社の鳥居   
玉垂神社の鳥居
玉垂神社の鳥居(肥前式)
 たまたれじんじゃのとりい(ひぜんしき)

市指定有形民俗文化財
 昭和56年2月23日指定

 大字河内(堀切)にあり、肥前式の鳥居としては最も古い様式のものである。

 高さは約2.4mと小型でずんぐりとしているが、福岡県下では特筆すべきものとされている。

 造立年代は室町・安土桃山期(1338〜1600)の間と推定される。

 この鳥居は、柱や貫などの各部分が3つの石で構成され、柱は根元がふくらみ、次第に細くなっている。

 笠木は反りが緩く、ほぼ直線的な構成をとっている。

玉垂神社大楠   
玉垂神社大楠
 たまたれじんじゃおおくす

市指定天然記念物
昭和56年2月23日指定

 河内(堀切)にある、樹高は46m・枝下は10m・根回り25m・枝張30〜35m・胸高周囲8mという巨木。

樹齢は定かではないが、平安時代後期・延久2年(1070)当神社建立以前からあったと言い伝えられている。

この大楠は町内でも稀な大木である。
玉垂神社の大楠

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