市長メッセージ（ようこそ市長室へ）

このたび、任期満了に伴う市長選挙におきまして、引き続き2期目の市政のかじ取りを担わせていただくことになりました。
こうしてご挨拶できることを、大変光栄に感じています。同時に、課せられた使命と責任の重さを改めて実感し、身の引き締まる思いであります。

1期目の4年間は、前市政で計画された事業を継承しながら、新たに、定住促進に向けた子育て支援、ごみの減量化や資源化の促進、脱炭素化や地球温暖化対策などの事業に取り組んでまいりましたが、一方で、任期の大半を新型コロナウイルス感染症対策や豪雨災害からの復旧に注力することとなりました。
ここまでまいりましたのは、市議会の皆様をはじめ、職員、そして市民の皆様の力強いご支援の賜物であり、改めて、厚く感謝申し上げます。

2期目におきましても、市民の皆様の負託に応えるべく、市議会の皆様のご理解、協力を得ながら、誠心誠意その職務を全うしてまいる所存であります。

さて、本市では、持続可能な地域社会を構築するため、「人と自然がともに育み、つながり、成長し続けるまち」を将来像に掲げ、令和10年度までを計画期間とする第2次みやま市総合計画を策定しております。その実現に向け、職員と一丸となり、全身全霊を傾注してまいります。

私は、今後の市政を進めるにあたり、「豊かな自然環境の活用」「整備されてきたインフラの活用」「温かい地域コミュニティとの連携」と、3つの柱を掲げております。
 本市は、豊かな自然や農業、自然エネルギーなどに恵まれておりますので、この特色を生かし、地域経済の活性化を図っていく必要があります。
 そして、みやま柳川インターチェンジや有明海沿岸道路のほか、筑後広域公園フィットネスエリアなど、さまざまなインフラの整備も進んできております。
 
その中でも、福岡県が全国初となる「ワンヘルスセンター」を保健医療経営大学敷地に設置することから、これを契機として、市民の皆様にワンヘルスに対する理解を深めていただくための取り組みを推進するとともに、福岡県との連携を密にし、本市がワンヘルス先進県の中核地となることを目指してまいります。
 また、本市の素晴らしい資源の1つでもある、温かい地域コミュニティと連携して、安全安心のまちづくりを進め、これからもみやま市に住みたい、住み続けたいと、愛着を持っていただき、市民の皆様とともに、明日へ、未来へ引き継ぐまちを創ってまいります。
「前へ！さらに前へ！！」と積極的な市政運営に努めてまいりますので、ご支援をお願い申し上げ、就任のご挨拶といたします。
 

みやま市長 松嶋 盛人