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みやま市

西原親さん(故人)

更新日:2022年7月12日

画像:西原親さん

氏名:西原親(にしはらちかし)
生年月日:昭和13年6月28日

  • 市議会同意日:令和元年6月7日
  • 顕彰日:令和元年7月26日

みやま市瀬高町生まれ。

地元小中学校から福岡県立山門高等学校へ進まれ、九州大学を卒業後、昭和58年に福岡県議会議員に初当選し、平成30年9月にみやま市長を退任されるまで、約32年もの長きに亘り福岡県並びにみやま市の振興発展のため一生を捧げてこられました。

福岡県議会議員としての功績

氏は、昭和58年4月福岡県議会議員に当選、以来、福岡県議会議員として、県民の幸せを守ることを常に念頭において、昭和58年4月から平成15年4月まで5期20年の長きにわたり、福岡県議会議員としてその職責を全うされました。

この間氏は、農林委員会委員長、商工水産委員会副委員長、国民体育大会対策調査特別委員会副委員長、行財政制度調査特別委員会副委員長、議会運営委員会副委員長、決算特別委員会副委員長等を歴任、特に、平成11年5月から平成12年5月まで、福岡県議会副議長に就任し、優れた指導力と高い人望により、県政の発展並びに県民福祉の向上のため献身的に尽力されました。

みやま市長としての功績

平成19年3月の市長就任から平成30年9月まで、11年7月の長きにわたり、みやま市長として、旧3町から受け継いだ豊かな歴史と文化、恵まれた風土と地域資源を新しいまちづくりに生かし、何よりも市民の幸せを第一とし、市民の融和と一体感の醸成を大切に、みやま市の発展と住民の福祉の向上のため献身的に尽力されました。

また、この間、氏は、住民サービスや福祉の向上を図りながら、合併して良かったと実感できるまちづくり、「人・水・緑が光輝き夢ふくらむまち」の実現に取り組まれました。

現下の厳しい社会経済情勢に伴って生ずる地域の課題に迅速に対処し、質の高いサービスを提供できる足腰の強い体質を確立するため、行政改革や、総合計画の策定、みやま柳川インターチェンジ、有明海沿岸道路、国道443号バイパス等に代表されるインフラの整備、「道の駅」や企業の誘致、消防新庁舎の建設、防災行政無線の設置による安全・安心のまちづくり、エネルギー事業・バイオマス事業による資源循環のまちづくり等を推進されました。

また、未来を担う子どもたちの健やかな成長のため子ども医療費補助の拡大や保育料の軽減、中学校35人以下の学級編成等、子育て教育環境の充実並びに囲碁を通じた生涯教育も推進されました。

さらに、福祉バスを誰もが利用できるコミュニティバスとして運行し公共交通の利便性の向上を図る等、数々の長期的な展望に立った政策を実行されました。

調停委員としての功績

氏は、昭和57年4月から平成19年4月までの25年の長きに亘り、福岡地方裁判所柳川支部の民事調停委員として、豊富な知識と経験により、調停の当事者双方とともに、紛争の実状に合った解決策を考え、その心に寄り添い、話合いを通じて紛争を解決に導かれました。

主な経歴

昭和57年 福岡地方裁判所調停委員
昭和58年 福岡県議会議員(1期目)
昭和62年 福岡県議会議員(2期目)
平成 3年 福岡県議会議員(3期目)
平成 7年 福岡県議会議員(4期目)
平成11年 福岡県議会議員(5期目)
平成11年 福岡県議会副議長
平成19年 みやま市長(1期目)
平成19年 東山老人ホーム組合組合長
平成19年 有明広域葬斎施設組合組合長
平成21年 みやま市あいさつ日本一運動推進委員会会長
平成23年 みやま市長(2期目)
平成27年 みやま市長(3期目)
平成27年 有明生活環境施設組合組合長

賞罰

平成15年 福岡県議会表彰(県政功労)
平成19年 最高裁判所長官表彰(調停活動功労)
平成29年 国土交通大臣表彰(河川事業関係功労)
平成30年 全国市長会自治功労者表彰
平成30年 旭日中綬章
平成30年 従四位

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