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みやま市

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横倉弘吉さん(故人)

更新日:2022年7月12日

画像:横倉弘吉さん

氏名:横倉弘吉(よこくらこうきち)
生年月日:大正7年12月26日

  • 市議会同意日:平成25年9月3日
  • 顕彰日:平成25年10月21日

福岡県宮田村(現宮若市)生まれ。

九州帝国大学卒業後、海軍軍医を経て、九州大学病院に奉職されました。

戦後の混乱期から、住民の強い要請により、家族の疎開先であった当時の高田村に留まり、今日まで、地域住民の医療や福祉の向上のために一生を捧げてこられました。

地域医療への貢献

昭和20年、現みやま市高田町濃施に高田村中央診療所を開業、昭和32年に横倉病院を設立され、さらなる住民の強い要望から、外科・整形外科を併設されました。

また、昭和38年には、救急告示病院としての指定を受け、地域医療の中心的役割を担って頂くようになりました。

一方、昭和59年には高齢化社会に対応するため特別養護老人ホームを開設、平成5年には介護老人保健施設を開設されました。地域住民のための医療を、
という考えのもと、訪問看護ステーションやデイケアセンター等も併設されました。

平成24年には、医師をいち早く救急現場に派遣するため、他に先駆け、ドクターカーを導入し救命率向上に貢献されました。

保健活動に対する功績

敗戦後の荒廃した状況の中、保健衛生の向上に積極的に取り組み、各種住民健診の受診率向上、予防接種等の接種率向上のための啓発活動、担当医派遣等に積極的に取り組まれました。

昭和20年より14年間、学校医として小中学校の児童生徒の健康管理の充実に取り組み、特に戦後における伝染病の予防や生活指導を通じ、保健教育を推進されました。

消防救急行政の設備充実

平成20年度には、高規格救急自動車の購入のための財源の一部として、市に対し金員を寄付されました。

市はその財源をもとに、高度救命処置用資器材を搭載した高規格救急自動車を購入することができました。

教育や文化等の振興発展

昭和33年より高田村教育委員会委員、35年から19年を町教育委員長としてその重責を担い、昭和54年からは福岡県教育委員会委員に就任し、委員および、委員長として、延べ8年にわたり、本県教育の振興に顕著な功績を挙げられました。

芸術文化の振興としては、高田町文化協会の設立に自ら参画し、会長として30年の長きにわたって町民・市民の芸術文化の向上に寄与されました。

主な経歴

昭和20年 高田村中央診療所開設
昭和23年 仔鹿こども会会長
昭和32年 横倉病院院長
昭和43年 福岡県医師会理事
昭和45年 大牟田医師会長
昭和47年 大牟田ロータリークラブ会長
昭和52年 高田町文化協会会長
昭和54年 医療法人弘恵会ヨコクラ病院理事長兼院長
昭和59年 社会福祉法人光輪会常照苑理事長
昭和62年 福岡県教育委員会委員長
昭和63年 国際ロータリー第2700地区ガバナー
平成3年 福岡県医療法人協会会長
平成5年 医療法人弘恵会アルテンハイムヨコクラ施設長
平成9年 医療法人弘恵会会長
平成19年 みやま市文化協会連合会会長
平成21年 みやま市文化協会会長

賞罰

昭和18年 従七位(軍功)
昭和30年 子供会育成功労(福岡県知事表彰)
昭和44年 結核予防功労(福岡県知事)
昭和50年 金色有功章(日本赤十字社)
昭和53年 地方教育行政功労(文部大臣)
昭和57年 環境保全功労(福岡県知事)
昭和58年 栄養食生活改善功労(福岡県知事)
昭和59年 救急医療功労(福岡県知事)
平成元年 勲四等瑞宝章

  • 画像:贈呈式の様子

    名誉市民贈呈式の様子

  • 画像:横倉さんとみやま市長

    横倉弘吉さん(右)、西原市長(左)

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