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みやま市

横倉義武さん

更新日:2022年7月12日

名誉市民横倉義武さん

氏名:横倉 義武(よこくら よしたけ)
生年月日:昭和19年8月9日 

  • 市議会同意日:令和3年12月10日
  • 顕彰日:令和4年6月8日
福岡市生まれ。大学卒業後、久留米大学や西ドイツデトモルト病院で研鑽を積まれ、医療法人弘恵会ヨコクラ病院(平成30年4月1日より社会医療法人)に勤務。同病院において、院長を経て、理事長に就任。

その間、長年にわたる医療活動を通じて、地域住民の心と体はもとより、その生活に寄り添われ、深い人間愛の精神と、「人間の尊厳が大切にされる社会の実現」を目指す尊い信念のもと、地域医療の発展に多大なご尽力をされました。

また、現場の医師として精励される傍ら、第19代日本医師会会長、さらには、日本人で3人目となる第68代世界医師会会長の要職を歴任され、世界の人々を対象にしたヘルスケアの実現に尽くされました。
 

世界医師会会長としての功績

氏は、第68代世界医師会会長として、2030年を目標年とした国連の持続可能な開発目標のひとつである、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(すべての人が適切な、予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態)を、今日の日本の健康長寿を支えてきた国民皆保険の経験を元に、グローバルなレベルでその推進活動に大きく貢献されました。 

日本医師会会長としての功績

日本医師会会長として、日本獣医師会会長とともに全国的なワンヘルスの実現体制の構築にも尽力され、平成28年に北九州市で開催された「第2回世界獣医師会-世界医師会“One Health”に関する国際会議」では、『福岡宣言』を採択・調印し、世界に配信されました。

そして、「人獣共通感染症」が広く知られる契機にもなった、新型コロナウイルス感染症の感染者が国内で初めて確認されて以降、日本中が混乱を極める中、日本医師会会長として全国17万人余りの医師の先頭に立ち、強いリーダーシップを発揮され、国民に必要な医療提供体制を維持・継続することに多大な貢献をされました。

地域医療に関する功績

社会医療法人弘恵会ヨコクラ病院の、院長を経て、理事長に就任され、永年にわたり地域住民の予防・治療・健康増進と生活の向上に尽力されました。

また、社会福祉法人光輪会理事長にも就任され、高齢者が住み慣れた地域で安心して健やかな日々を過ごせるよう介護福祉事業を展開され高齢者の福祉の増進に尽力されました。

主な経歴

医師会歴
平成14年 福岡県医師会副会長
平成18年 福岡県医師会会長
平成22年 日本医師会副会長
平成24年 日本医師会会長
平成29年 アジア大洋州医師会連合会会長
平成29年 世界医師会会長 

職歴
平成2年  医療法人弘恵会ヨコクラ病院院長
平成9年  医療法人弘恵会ヨコクラ病院理事長
 (平成30年4月より社会医療法人)
平成29年  社会福祉法人光輪会理事長 

表彰歴

平成10年 福岡県知事表彰(救急医療功労者)
平成11年  福岡県知事表彰(公衆衛生事業功労者)
平成12年  福岡県医師会長表彰
平成17年  福岡県知事表彰(労働衛生功労者)
平成20年 厚生労働大臣表彰(公衆衛生事業功労者)
令和 3年 旭日大綬章

  • 横倉義武さんと市長

    横倉義武さん(左)、松嶋市長(右)

  • 名誉市民章贈呈式の様子

    名誉市民章贈呈式の様子

 


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