令和2(2020)年度まちのわだい(Web版)
更新日:2021年6月14日
みやま市内でのイベントや出来事などを、写真を中心に紹介します。
注:写真などの無断転載はご遠慮ください。
より整った交通ネットワークに向けて
3月30日、主要地方道高田山川線バイパス「今福陸橋」の開通式が行われました。この陸橋はJR九州鹿児島本線をまたぎ、将来は有明海沿岸道路の高田インターチェンジまで延伸されます。テープカットの後には、関係機関や地域の皆さんが陸橋を歩いて渡りました。
式典では、松嶋市長が「事業主体である福岡県や関係者の皆さまに感謝申し上げます。地域間交流や通学時の安全確保につながります」とあいさつしました。
これまでの消防団活動が評価
3月24日、市消防団の三小田智裕団長が市役所を訪れ、市消防団の防災功労者消防庁長官表彰受賞を報告しました。市消防団は令和2年7月豪雨での避難誘導、住民の救出活動などが評価され、今回の受賞となりました。三小田団長は「これからも結束して活動していきます」と話されました。また、三小田団長自身もこれまでの消防団活動の実績から、永年勤続功労賞を受賞されています。
消防団への加入を促進
3月24日、南筑後農業協同組合の皆さんが市役所を訪れ、消防団等地域活動表彰受賞を報告しました。この表彰は、消防庁長官から消防団活動に積極的に取り組んでいる事業所に贈られるもので、本市の事業所では初の受賞です。同組合では26人が本市をはじめ、近隣自治体の消防団に加入しています。吉田昭組合長は「安全安心なまちづくりに貢献したいです」と述べられました。
地域の魅力を広めたい
3月22日、清水小学校(当時5年生)の児童が地域の皆さんといっしょに、オルレコースに地域のクイズを掲載した看板を設置しました。この看板は、清水校区の魅力を観光客やオルレに来た人たちに知ってもらおうと作製したもので、楽しみながら見てもらえるようにと、クイズ形式で紹介されています。看板は本坊庭園付近やぼたん園、展望所など計8ヵ所に設置されています。
子どもたちの夢を応援
1万件ポストプロジェクト推進委員会が製作した本「バトンゾーン」の贈呈式が、3月16日、桜舞館小学校で行われました。この本は同委員会が子どもたちの夢の選択肢を広げられるようにと製作したもので、本市出身の競艇選手や映画監督など、各業界で活躍する7人を紹介しています。今年度卒業する小中学生に配布され、児童からは「掲載されている人みたいに活躍したい」などの感想が聞かれました。
菜の花ガルデンのお迎えかかし
「菜の花ガルデン」が製作したかかし4体が、3月27日まで山川市民センターで展示されました。わらや竹、ひもなどを使って作られ、森会長は「このかかしを見た人の気持ちが少しでも明るく、和やかになればと思います」と話されました。
製作されたかかしは今後、同グループの畑や地域行事で展示される予定です。
市を元気にするアイデアを考えます
2月20日、産業構造や人口動態、人の流れなど官民のビックデータを集約してわかりやすく見える化した地域経済分析システム(RESAS)の研修会が消防本部で開催され、山門高校の1年生16人が参加しました。
高校生達はこれから、RESASなどのデータを使って地域の課題を発見し、みやま市を元気にする政策アイデアを考えていきます。
伝統を絶やすことなく
1月20日、大江天満神社で幸若舞(国指定重要無形民俗文化財)が奉納されました。室町時代に発祥し、織田信長などの戦国大名に愛された幸若舞ですが、時代とともに衰退。大江地区に伝わる「大頭流幸若舞」は、現存する国内で唯一の幸若舞です。
今年は無観客での開催となり、「浜出」「日本記」「和泉ヶ城(二)」「敦盛」「高館(上)」の5つの演目が上演されました。
二十歳の誓いを胸に
1月10日、まいピア高田で成人式が行われました。新方コロナウイルス拡大防止のため、午前(瀬高)と午後(山川・高田)の2部制での開催となり、合わせて計246人が参加しました。
新成人たちは、着物やスーツなどの晴れやかな衣装に身を包み、会場は友人や恩師との再会を喜び合う笑顔であふれました。
地域経済の活性化を目指す
12月17日、株式会社筑邦銀行と市との連携協定締結式が行われました。みやま市内の経済循環「お金の地産地消」を促進するための仕組みの構築、地域経済の活性化を目指します。同社の佐藤清一郎取締役頭取は、「銀行は預金・貸出だけでなく、デジタル部門や地域の事業継承などにも取り組んでいます。互いに寄り添い、協力していきたい」と話されました。
自主的に取り組みました
福岡県共同募金会の赤い羽根キャッチフレーズ募集で、特に積極的な応募があったとして桜舞館小学校が特別賞を受賞しました。12月2日に賞状の伝達式が行われ、同会みやま市支会の山田一昭会長が運営委員会の山下葵生さんと中尾彩華さんに賞状などを渡しました。また、山下さんと中尾さんから、運営委員会の呼びかけで集まった募金が山田会長に渡されました。
たくさんの感動をありがとう
11月24日、現役を引退した元大関・琴奨菊(秀ノ山親方)が、市役所を訪れました。現役時代は幕内で歴代6位となる718勝をあげるなど、数々の偉業を成し遂げられました。秀ノ山親方は「皆さんの応援のおかげで奮い立つことができました。これからは恩返しのつもりで後継の育成に励みます。本当にありがとうございました」と応援してくれた皆さんへの感謝の言葉を述べられました。
地元の高校の魅力を学びました
11月17日、瀬高小学校の「瀬高大好き大作戦」の一環として、同校の児童約60人が山門高校を訪れました。この活動は、瀬高小学校の児童が地元の良さを知ることを目的としたもので、「地元の子は地元で育てる」ことをテーマとしています。児童らは、グループごとに教室や図書館などを巡る校内見学や、体育の授業に参加する授業体験を通して、山門高校の魅力を学びました。
建設現場を見学しました
10月19日、岩田小学校の3年生から6年生の児童たちが、建設工事中の今福陸橋(高田町今福)の建設現場を見学し、未舗装の橋に絵の具やチョークで鳥や桜の木や校章などの絵を描きました。
この陸橋は令和3(2021)年春に開通予定。JR九州鹿児島本線をまたぐので、踏み切り待ちをしないで渡ることができるようになります。
注:陸橋は開通前には舗装され、絵は見えなくなります。
人間国宝の杵屋勝国さんに市民栄誉賞を贈呈
重要無形文化財「長唄三味線」(各個認定)保持者(人間国宝)の杵屋勝国さん(本名・牟田口照國さん、瀬高町上庄出身)に、みやま市で初となる市民栄誉賞を贈呈しました。
杵屋さんは、長唄三味線の技法を高度に体現し、演奏会をはじめ歌舞伎公演、舞踊会へも数多く出演されるなど、古典曲の演奏に加え、作曲にも力量を発揮されています。また、一般財団法人杵勝会理事長として、後継者の育成にも尽力しておられます。
11月9日に市立図書館で行われた贈呈式に出席された杵屋さんは、「なつかしい町並みや食べ物、友人のことなど、ふるさとのことをよく思い出します」「後継者の育成や、日本の音楽を知ってもらうことに全力を尽くしていきたい」と思いを話されました。
注:みやま市民栄誉賞とは、本市住民または市に特別ゆかりが深く、社会、芸術、文化、スポーツなどの分野で高く評価され、輝かしい業績があると認められる個人または団体に贈呈し、その栄誉をたたえるものです。
第14回みやま市民スポーツ大会
10月18日、高田体育館、高田中学校グラウンドで第14回みやま市民スポーツ大会が開催されました。
今回行ったのは、グラウンドゴルフ、ペタンク、ボッチャの3種目です。
参加した人たちは、互いに競い合い、協力し合いながら競技を楽しみました。
飯江川でウナギを放流
7月4日、飯江川でウナギの稚魚の放流が行われました。
飯江川では農業のために堰が造られている一方、川に住む魚たちにとっては障がいになっているとのこと。
今回の取り組みは、飯江川の生物多様性と農業の共存を願って行われたものです。
柳川市の伝習館高校の自然科学部の生徒たちが矢部川と飯江川で捕まえ育てたシラスウナギの稚魚を、山川地区の小中学生といっしょに放流しました。
高田町職場スポーツ連盟より寄付
4月14日、高田町職場スポーツ連盟の只隅会長と谷村副会長が教育委員会を訪れ、待鳥教育長に同連盟からの寄付を手渡しました。
同連盟は、職場間でのスポーツを通しての親交を目的に昭和56年に設立され、さまざまなイベントを実施してきましたが、今年の3月で解散となりました。
市のスポーツ普及と市民の健康づくりのために役立ててほしいと、グラウンドゴルフ用具を寄付されました。
消防団辞令交付および幹部・新入団員訓練
4月5日、市消防本部で消防団幹部および新入団員の辞令交付と訓練が行われました。
今年度新たに32人の団員が加わり、真剣なまなざしで放水訓練などに取り組みました。
市消防団新任幹部団員
分団長=諸林正臣(大江)
日高(注:)弘美(水上第一)
坂梨達哉(山川東部第一)
中尾孝昌(山川東部第二)
福山雅哉(飯江)
浦孔明(二川)
注:高は「はしごだか」です
道の駅より寄付
4月2日、道の駅みやまの江崎(注:)満宏社長が待鳥教育長を訪ね、市の学校教育振興のため収益の一部を寄付しました。教育委員会への寄付は4回目。
小学校の英語教育やプログラミング学習のために活用されます。
受け取った待鳥教育長は「子どもたちが健やかに成長するために、大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べました。
注:崎は 「たつさき」です