救急事故にご用心

高齢者や子供は、家の中でも怪我や事故を起こすことが多く、注意が必要です。

家の中でよく起きる高齢者の事故

実は家の中でも多くの事故が起きています。
家の中で起こっている高齢者の事故を、多いものから並べました。
1位．転倒（段差、玄関、廊下など）
2位．転落（階段、ベッド、脚立、椅子など）
3位．窒息（餅、肉、薬の包装など）
4位．ぶつかる（家具、人、柱、ドアなど）

これらの事故の原因を知って対策をしましょう
1．転倒の対策

• 段差につまづかないように気をつけましょう
• 転倒をふせぐために整理整頓を心がけましょう
• 階段、廊下、玄関、浴室など滑り止め対策をしましょう

2．転落の対策

• 階段などには手すりを配置しましょう
• ベッドにも転落防止の柵をしましょう
• 脚立などを使用して作業するときは、補助者に支えてもらいましょう

3．窒息の対策

• 細かく調理、ゆっくり嚙むことで窒息予防
• お茶などの水分を取りながら食事をしましょう
• 急に話しかけて、慌てさせないように注意しましょう

4．ぶつかる事故の対策

• 慌てず周りをよく見て行動しましょう
• 通路などにものを置かないようにしましょう
• 暗いところは十分な明るさを確保しましょう

家の中でよく起きる子供の事故

家の中では子供の事故も多く起こっています。
家の中で起こっている子供の事故を、多いものから並べました。
1位．ころぶ（風呂場、段差、洗面所など）
2位．おちる（階段、窓、ベランダなど）
3位．たべる（たばこ、薬、電池など）
4位．ひっかける（ブラインドの紐、水筒のストラップなど）
5位．ぶつかる（机の角、テーブルの角など）
6位．やけど（アイロン、熱い飲み物など）
7位．はさむ（窓、ドア、引き出しなど）
8位．切る（包丁、カミソリなど）
9位．ささる（ペン、歯ブラシ、ヘアピンなど）
10位．溺れる（風呂場の水、ビニールプールなど）

これらの事故の原因を知って対策をしましょう
1．ころぶ事故の対策

• 少しの段差や濡れた床などでころぶ可能性があります。目を離さないようにしましょう

2．おちる事故の対策

• 転落防止の柵をつけたり、踏み台になるものを置かないようにしましょう

3．たべる事故の対策

• 飲み込めそうなものは、手の届くところに置かないように注意しましょう

4．ひっかける事故の対策

• 手の届かないところに置き、ひも付きのものは外して遊ばせるようにしましょう

5．ぶつかる事故の対策

• 角の部分はやわらかいもので保護しておくなど、ぶつけてもいいように工夫しましょう

6．やけど事故の対策

• やけどのおそれのあるものは子供の手の届かないところへ置くようにしましょう

7．はさむ事故の対策

• 危険と思われるところには、鍵などをして開けられないようにしましょう

8．きる事故の対策

• 使用後はすぐに片づけて簡単に開けられない場所に収納するようにしましょう

9．ささる事故の対策

• ささりやすいものは使用後に片づけるなど、整理整頓を心がけるようにしましょう

10．おぼれる事故の対策

• 水深が浅くても溺れます。少しの時間でも目を離さないように注意しましょう