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みやま市

熱中症を予防しましょう

更新日:2021年6月29日

近年、熱中症による死亡者数・救急搬送人員は増加傾向にあり、気候変動の影響を考慮すると、熱中症対策は極めて重要になります。
そこで、消防本部では令和3年6月4日から9月30日まで市内広報を実施しています
また、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日夕方、または当日早朝に「熱中症警戒アラート」が都道府県ごとに発表されます。
熱中症警戒アラートとは、環境省・気象庁が新たに提供する、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報で、府県予報区内のどこかの地点で暑さ指数(WBGT)が33以上になると予想した場合が発表の基準です。
熱中症を予防するためにも、熱中症警戒アラートが発表されているときは《外出を控える》・《エアコンを使用する》等の予防行動を積極的にとりましょう。

「熱中症警戒アラート」の情報をメールで配信するサービスがご利用になれます

環境省のホームページより、「熱中症警戒アラート」のメール配信がご利用になれます。ホームページのURLをページ下の関連リンクに掲載しておりますので、ぜひ活用してみてください。

「熱中症警戒アラート」発表時の予防行動

1 外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう

熱中症を予防するためには暑さを避けることが最も重要です。
昼夜を問わず、エアコン等を使用して部屋の温度を調整しましょう。
不要不急の外出はできるだけ避けましょう。

2 熱中症のリスクが高い方に声掛けをしましょう

高齢者、子ども、持病のある方等は熱中症になりやすい方々です。これらの熱中症リスクが高い方には、身近な方から、夜間を含むエアコンの使用やこまめな水分補給を行うよう、声をかけましょう。

3 ふだん以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう

のどが渇く前にこまめに水分補給しましょう(1日あたり1.2Lが目安)。
屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合は適宜マスクをはずしましょう。
涼しい服装にしましょう。

4 外での運動は、原則、中止/延期をしましょう

身の回りの暑さ指数(WBGT)に応じて屋外やエアコン等が設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

5 暑さ指数(WBGT)を確認しましょう

身の回りの暑さ指数(WBGT)を行動の目安にしましょう。
暑さ指数は時間帯によって大きく異なるため、身の回りの暑さ指数を環境省熱中症予防情報サイトや各現場で測定して確認しましょう。

引用元:「熱中症警戒アラート発表時の予防行動」リーフレット(環境省)

暑さ指数ってなに?

暑さ指数(WBGT)とは、人の体と外気との熱のやりとりに与える影響の大きい気温・湿度・輻射熱(日差し等)よりからなる熱中症の危険性を示す指標です。「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」「ほぼ安全」の5段階があり、段階ごとに熱中症を予防するための生活や運動の目安が示されています。暑さ指数は、熱中症の危険性を判断する数値として日常生活だけでなく、運動時や作業時の指針として活用されます。

引用元:一般財団法人日本気象協会推進「熱中症について学ぼう」ホームページ

暑さ指数の使い方

暑さ指数(WBGT)は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されています。日本生気象学会では「日常生活に関する指針」、日本スポーツ協会では「運動に関する指針」を公表しています。

日常生活に関する指針

温度基準
(WBGT)
注意すべき
生活活動の目安
注意事項
危険(31以上)
すべての生活活動で
おこる危険性
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒(28以上31未満)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒(25以上28未満)
中等度以上の生活活動で
おこる危険性
運動や激しい作業をする際は、定期的に充分に急速を取り入れる。
注意(25未満) 強い生活活動で
おこる危険性
一般に危険性は少ないが、激しい運動や重労働時には発生する
危険性がある。

日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」(2013)より

運動に関する指針

気温
(参考)
暑さ指数
(WBGT)
熱中症予防運動指針
35℃以上
31以上
運動は原則中止 特別の場合以外は運動を中止する。
特に子どもの場合には中止すべき。
31から35℃
28から31
厳重警戒
(激しい運動は中止)
熱中症の危険性が高いので、激しい運動持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。
10から20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。
暑さに弱い人は運動を軽減または中止。
28から31℃
25から28
警戒
(積極的に休憩)
熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。
激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。
24から28℃
21から25
注意
(積極的に水分補給)
熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。
熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。
24℃未満
21未満
ほぼ安全
(適宜水分補給)
通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。
市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。

暑さに弱い人:体力の低い人、肥満の人や暑さに慣れていない人など

公益財団法人日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)より 

出典:熱中症予防情報サイト「暑さ指数(WBGT)について」(環境省)(https://www.wbgt.env.go.jp/sp/wbgt.php

このページに関する問い合わせ先

消防本部 警防課 救急係
住所:みやま市瀬高町小川2062番地
電話番号:0944-62-5125

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