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みやま市

職場のおしゃれ・身だしなみ(意見と要望)

更新日:2021年1月18日

ご意見・ご提言

茶髪は「不真面目な印象を与える」「人事評価が下がる」などを理由にハードルが高い。一方、女性は会社員や公務員、政治家でさえ茶髪に染めている人は多い。なぜ、おしゃれに男女格差が生じるか、“おしゃれと身だしなみ”“無意識の偏見”“ジェンダーの平等”の観点で考えました。(注:『』は特に訴えたい内容)

意見1

混同されやすいが、『自分が評価する“おしゃれ”、他人が評価する“身だしなみ”は異なる基準』。おしゃれは相手も共感するとは限らず、例えばタトゥを嫌う人は多い。『職場では男女問わず「TPOに相応しい身だしなみ」が重要』だと思う。

ここで“無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)”に注目してほしい。「人々が意識せず持っている偏ったものの見方」ですが、無意識なので偏見には気づかない。「女性だから多少派手でもよい」「男性はビシッとすべき」と思っている人は多くないだろうか?

意見2

生まれ持った性別を“セックス”、社会的に作られた性別を“ジェンダー”と言うが、『男女共同参画社会はジェンダーが平等』です。90年代(平成一桁)まで、茶髪には非行少年など負のイメージが強く、社会人の身だしなみとして男女問わず非常識でした。この点では昔の方が男女平等だったと思う(就活では今でも男女問わず黒髪にする人は多い)。

男女平等意識が高まり、「コピーやお茶くみは女性の役割」「寿退社は女性の幸せだ」と決めつけるべきでないと言われるようになった(固定的性別役割分担意識)。同じく「女性だからおしゃれすべき」もおかしいと思う。

要望

男女共同参画の推進、市民への啓発、職員研修などの際に注目していただけたら幸いです。医療、福祉、教育、行政、客商売に携わる人には特にお願いしたい。意見があれば、回答していただけるとありがたいです。

(令和元年11月受付)

回答

標題の件につきまして、本市で関係する2部署より回答をさせていただきますのでよろしくお願いします。

総務課 人事係

本市で職員の接遇に携わる部署として回答させていただきます。
「職場のおしゃれ・身だしなみ」についてでございますが、本市職員に対しては、身だしなみの基準としまして、誰の目からも好感がもて、かつ、緊急時でも対応できる服装を考慮することとしております。具体的には服装、靴、名札、髪、顔、爪に対して基準を定めており、ご意見をいただいた、男女の性別に関する区別は行っていないものと考えております。

人権同和対策室 人権同和対策係

意見2について回答いたします。

近年の男女平等意識の高まりを受け、みやま市では職員研修や男女共同参画推進事業の市民向けの啓発セミナーを開催しています。

特に、固定的性別役割分担意識を払拭するために行っている、男性に特化した料理教室は大変好評で、近年は毎年開催している状況です。「男だから」「女だから」ではなく、一人ひとりの個性や長所を活かして、気づいていくことで男女平等意識につながっていくと考えます。

要望についてですが、いただいた意見を受け止めて、今後の男女共同参画の推進に活かして参りたいと思っております。

(令和元年11月回答)

このページに関する問い合わせ先

総務課 人事係:0944-64-1502
人権同和対策室 人権同和対策係:0944-64-1544

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