コミュニティバス内の無料広告制度の実施を求む

ご意見・ご提言

現在新型コロナウイルスの影響により先行きが不安定な事業者が多数います。
もちろんみやま市も例外では無く、市独自の数々の対策を講じられている事には素晴らしいの一言です。
ただ、同時に給付や補助金は市の財政を圧迫させてしまいます。（国からの交付金等も結局は同じです）
そこで、みやま市のコミュニティバスの中にみやま市に本社がある事業者限定で無償広告を出せる制度の提案です。
 私からの提案は下記の通りです。

1. 広告主はみやま市に本社(本店)のある個人事業主もしくは法人
2. 広告内容は市で審査を行い先着順で1社1回限り(新規申込が無くなったら2回目も可)
3. 広告スペースは最大A4サイズ
4. 広告掲載期間は1か月のみ(開始と終了のタイミングを合わせる為)
5. 広告主は事前に広告の現物を印刷して市役所へ郵送(市役所保存用)
6. 掲載日前日のバス運行終了後に広告主がバス内の所定の位置に剥がれない様に広告を掲載
7. 掲載終了日はバス運行終了後に広告主が責任を持って広告をはがす

5・6・7で広告主が期日内に郵送しなかったり、広告掲載や撤収に来ない場合は広告掲載をせずに広告掲載1回とカウントする。

上記のコミュニティバス無償広告はみやま市の事業者が創意工夫するチャンスを市が与える良い機会だと思います。
もちろん、コロナの影響で広告費はどの事業も削減傾向なので無償広告掲載は事業者には有難い制度です。
みやま市としてもお金の給付や補助では無くて広告掲載の場所の貸出になるので財政圧迫の可能性も低いです。
さらに、仮に有償広告とした場合は市が広告収入を受けるので市の担当者の管理等が複雑になると思いますが、無償はその点でも市のメリットの一つです。
公共の財産を市の事業者に平等に利用してもらうというこの制度を是非実施していただきたく思います。
市の担当者さんからの返答後に市議会議員の先生にも同様内容を提案しようと考えております。

（令和2年9月受付）

回答

本市のコミュニティバスに関することは、バス・タクシー事業者、道路管理者、警察、市民代表などで構成する「みやま市地域公共交通会議」で協議し、より良いコミュニティバスの運行となるよう努めているところです。
車内広告の取り扱いについては、現在、上述の会議等を通じて、検討しているところですが、市の広報誌やホームページの広告枠について「有料」としていることから、他事業との整合性を踏まえ、「有料」とする方向で検討を進めております。
また、省力化及び経費削減の観点から、広告物の掲載、撤去について、広告主が直接、掲載、撤去する旨のご提案をいただいておりますが、コミュニティバスの管理運営にあたっては、市民の皆様に安心してご利用いただく必要があることから、管理者である本市が行う必要があると判断しております。
この度、いただきましたご意見につきましては、市有財産における有料広告の取り扱いや、事業者支援の施策を検討する際の参考にさせていただきます。

（令和2年10月回答）