男女共同参画基本計画について

ご意見・ご提言

1. みやま市男女共同参画基本計画について、議会で議論があったかどうかを教えて欲しい。
2. みやま市は、今後どのように男女共同参画に取り組んでいくのか、詳細を教えて欲しい。

（令和3年3月受付）

回答

質問事項1.の「みやま市男女共同参画基本計画について、議会で議論があったかどうか教えてほしい。」について回答します。計画の策定を定めるみやま市男女共同参画推進条例には、策定のときに市議会の議決や承認、意見を求める規定はありませんが、市民および事業者等の意見を反映するために必要な措置を講じるとともに、みやま市男女共同参画審議会の意見を聴かなければならないという規定があります。
このため、市議会での議論はありませんでしたが、市民アンケートやパブリックコメントを実施し、みやま市男女共同参画審議会の意見を聞いて計画を策定しています。
また、市長は例年、3月議会で向こう1年間の施政方針を明らかにしています。今年はその中で「男女共同参画社会の実現に向けましては、「第2次みやま市男女共同参画基本計画」に基づき、性別に関わりなく、仕事や地域活動などへ、さらに積極的に参画できるよう、総合的かつ計画的な施策に取り組み、すべての個人が、互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合い、その個性と能力を十分に発揮できる社会の確立を目指してまいります。」と述べ、議会の理解を得ています。
質問事項2.の「みやま市は今後どのように男女共同参画に取り組んでいくのか詳細を教えてほしい。」について回答します。本市における男女共同参画社会を実現するためには、性別にかかわりなく、すべての個人が、その個性と能力を十分に発揮しなければならないと考えています。性別役割分担意識について、「男は仕事、女は家庭」という考えは少数派となってきていますが、依然として多くの家庭において、家事が女性の役割となっています。男女共同参画については、概念としての理解は進んでいますが、意識と行動に隔たりがあります。地域づくりや本市における政策・決定の場に占める女性の割合もまだ低い状況です。このため、まずは市民の皆様の男女共同参画に対する意識の高揚を図るための啓発を行うとともに、市の政策に市民の意見を反映させる場である審議会等において、女性の登用を積極的に推進します。このたびのご質問、誠にありがとうございます。今後も市政に対するご理解とご協力をお願いします。

（令和3年4月回答）