巡回バス・スクールバスの柔軟な運用
ご意見・ご提言
5月26日に高田地区の地区社協の合同企画でコンサートを開催しましたが、高齢者が対象の為、交通の便がないため苦慮しました。高齢者のフレイルの為にも、この様な行事は有効だと考えますが、交通の手段は種々の企画の中でも高齢者にとっては大きな課題です。昨年も要望しましたが、部署のワクを超え超高齢化社会の大きな問題として検討願いたく重ねて要望する次第です。
(令和6年6月受付)
回答
現在のコミュニティバスは道路運送法に基づく許可を受けた定時定路線型の運行になっているため、不定期行事など、個別のニーズへの対応は法的に許可されておりません。一方で、今後高齢化が進む本市において、ご指摘いただいているように高齢者の方が安心して移動できる社会を作っていくことは、重要な課題だと認識しております。そこで、現行のコミュニティバスよりも、より柔軟に利用者の需要にお応えできる移動手段として、予約制乗合タクシー制度の導入を現在検討しています。この制度は、基本的にご自宅までタクシーが迎えに来て、市内の行きたい場所へ移動できるものです。一般的なタクシーと異なり、乗合を前提としていることや、予約が必要なことなどはございますが、今回のような行事の際の移動手段としては、コミュニティバスよりも利便性が高いものと考えております。本年度秋口から導入の是非を検証するための実証実験を行う予定ですので、ぜひご利用を検討いただけますと幸いです。
一方、スクールバスにつきましては、登下校以外にもごみ処理施設や消防署の見学といった校外学習活動などで幅広く活用しており、学校教育専用の車両と位置付けております。他の目的での利活用は想定いたしておりませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
(令和6年7月回答)
このページに関する問い合わせ先
総合政策課 公共交通政策係(0944-64-1550)
教育総務課 総務・学校再編推進室(0944-32-9101)