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みやま市

ワンヘルスに関して

ご意見・ご提言

「ワンヘルスとは、人と動物、生態系の健康をひとつとみなし、守っていこうとする考え方のこと。 地球上の生態系保全のために、野生動物や家畜、人間、そして地球の健康を維持する重要性を説く概念である。」
とありますが、今のみやま市にとってそんなに優先する政策ですか。また、周りの地域がどこもやって無い地球規模の事をみやま市単独で行って効果かあると思いますか。また永遠に続く終わりのない課題だと思いますがどう思われますか。もっと優先する政策があるのではと思いますがどうですか。どれだけの予算がこれから先必要になってくるのか教えてください。

(令和7年3月受付)

回答

ご意見ありがとうございます。
いただいた内容は、市がワンヘルスを推進することの必要性や今後の展開、さらにそれに要する予算についてのご意見と存じます。
現在、私たちが暮らす地球では、新型コロナウイルス感染症をはじめとする人獣共通感染症の発生や薬剤耐性菌問題、気候変動、多くの生物種の絶滅など、さまざまな課題に直面しています。市民の皆様におかれましても、新型コロナウイルス感染症による経済活動や社会活動の制限、度重なる豪雨などの自然災害、多発する異常気象、鳥獣害などの問題を身近に感じていることと存じます。
このような課題が山積する中、これまで本市が持続可能な社会を実現し、子どもたちに健康な地球をつないでいくために資源循環のまちづくりや再生可能エネルギーの地産地消など、環境分野において特色ある政策に積極的に取り組んできたことが、ワンヘルスの理念に深く通じるとして、全国初の「ワンヘルス推進宣言」を致しました。この動きは県内でも徐々に広がりを見せ、2025年3月7日現在、福岡県内60市町村のうち34市町村が宣言しており、本市だけではなく、各市町村によるワンヘルスの推進が期待されるところでございます。
ワンへルスの推進は、これまでの資源循環のまちづくりやエネルギー政策などの環境分野だけでなく、保健福祉や農林水産、教育などの多様な分野において、ワンヘルスの理念に基づいた新たな視点で、「既存施策」を見つめなおし、更なる強化と行政と市民の皆さまとの連携を図っていくことで、本市の特色あるまちづくりにつながる重要なものと考えております。
また、新規事業については、令和5年度よりワンヘルス総合推進室を設立し、ワンヘルスを普及啓発するイベント開催、市民講座・出前講座、SNSの活用した情報発信などの事業を展開しております。本市には福岡県のワンヘルスセンターが整備されることから、交流人口の増加が見込まれており、この機会をしっかりと捉え、市外の方々にもワンヘルスを体感していただけるような市の新たな魅力を創出し、市内の経済活性化にもつなげていくためにも、更なるワンヘルスの普及啓発に努めてまいります。
今後も、全国初の「ワンヘルスのまち みやま」を目指し、推進してまいりますので、市政へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(令和7年3月回答)

このページに関する問い合わせ先

総合政策課 ワンヘルス総合推進室(0944-88-9754)

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