山川中学校

山川町は東西から山が迫り、九州自動車道、国道443号、飯江川が松風の関に向かって伸び、筑後と肥後を結ぶ交通の要所となっています。

本校は、昭和22（1947）年に新学制（6・3・3制）に伴い新設され、当時の山川北部小学校に併設されていましたが、1948年に現在の地に初代校舎が建てられました。平成19年に山川町・高田町・瀬高町の合併を経て、平成23年には現在の新築校舎となり、みやま市立山川中学校となります。豊かな自然と教育力に育まれてきた77年の歴史と伝統ある中学校です。

美しい校舎と整備された学習環境にも恵まれ、令和6年度は新入生47名を迎え、全校生徒130人でスタートしました。本年度の重点目標は、「考えをつくり、自ら表現できる生徒の育成」です。「グローバル化」がいっそう進む社会の中で、「自分の伝えたいことを相手に理解してもらう力」をつけたいと考えています。そのために、中学校のみならず、小中高の連携、地域の人や文化にふれる体験学習など、多様な教育活動の場面で推進していきます。

生徒会を中心に校区と連携して取り組んでいる「カンボジア地雷撤去キャンペーン書き損じはがき回収」では、桜舞館小や地域の皆さんのご協力により、2021年・2022年と連続回収数日本一に輝きました。この名誉を励みとし、さらにこの活動を継続していきたいと思います。

保護者の皆さまをはじめ、地域の皆さま、関係機関の皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いします。

                                           



山川中学校長 成清 和美