みやま市内埋蔵文化財事前審査
更新日:2025年7月8日
みやま市内埋蔵文化財事前審査の案内
1、埋蔵文化財事前審査
〇埋蔵文化財とは?埋蔵文化財は土地に埋蔵されている文化財で、地下に埋まっている遺跡(遺構や遺物)のことを指します。
みやま市内でも多くの埋蔵文化財包蔵地が登録されており、過去の発掘調査でも多くの遺構(住居跡や集落
跡、墓など)や遺物(土器や石器、鉄器、青銅器など)が確認されています。
〇埋蔵文化財事前審査について
みやま市内で開発行為を行う場合は、事前の開発対象地の「埋蔵文化財事前審査」が必要です。
「埋蔵文化財事前審査」は社会教育課文化財係窓口(みやま市役所山川支所1階)または、FAX、メールにて受
付・回答を行っています。必要書類(埋蔵文化財事前審査受付表)の提出をお願いします。
また、事前審査に関する相談にも対応いたします。お気軽にご相談ください。
(開発行為)
土地区画整備事業、道路建設、個人住宅・共同住宅・店舗・工場・事務所建設、農地改良、
駐車場・資材置き場整備工事、土取り工事など。
2、試掘・確認調査
開発対象地が開発条件や所在地などの条件によっては、試掘・確認調査が必要となります。試掘・確認調査実施のため、必要書類( 埋蔵文化財予備調査申請書、文化財確認・試掘調査承諾書)の提出
をよろしくお願いいたします。
試掘・確認調査を行う日程については協議・調整を行います。重機の手配等により試掘・確認調査を早急
に行えない場合もありますので、ゆとりを持って相談、書類のご提出をよろしくお願いいたします。
(試掘・確認調査が必要な場合)
1:開発対象地が埋蔵文化財包蔵地指定範囲内に所在する場合。
→開発や開発規模に関係なく、原則、確認調査が必要となります。
2:大規模開発(3000平方メートル以上)を行う場合。
→埋蔵文化財包蔵地範囲外でも、ビルや大規模開発を行う場合は試掘調査が必要です。
また、地下の埋蔵文化財に被害が想定される開発行為(杭の多用や大規模な地盤改良を伴う開発)で
も必要な場合もあります。
3、埋蔵文化財包蔵地内の開発行為(93条の書類)
〇埋蔵文化財包蔵地内の開発行為を行う場合は、1:必要書類の提出、2:福岡県教育委員会に書類の提出と申請内容の審査・回答、3:回答を受け取り後、開発着工の順番で行う必要があります。
1:書類、添付資料の提出(「埋蔵文化財発掘の届出・通知」と添付資料)。
→埋蔵文化財包蔵地内で開発を行う場合、開発の種類や規模に関わらず、工事着工60日前までに福岡県教
育委員会に届け出が義務となっています。
2:福岡県教育委員会に書類を提出、審査、回答(みやま市が対応します)
→社会教育課文化財係に提出された書類を確認後、福岡県教育委員会に提出します。提出後、開発行為に関
する審査が行われ、回答が送られてきます。
3:開発着工
→福岡県教育委員会から開発行為に関する回答(開発許可)をみやま市がお渡しします。回答書を受け取り
後、開発着工となります。回答を受け取る前の開発は行うことは原則できません。
(注意)
1:小規模開発(倉庫建設、隔壁工事、浄化槽設置工事など)を行う場合も書類書類提出が必要です。
2:基本的に、試掘・確認調査を行った後に書類の提出になります(開発行為によっては試掘・確認調査を
行わない場合もあります)。
3:福岡県教育委員会からの回答の戻りは2週間ほどかかります。書類の提出については余裕をもった提出
をお願いします。提出時期と開発着工予定時期があまり近すぎると、開発着工予定に間に合わなくなる
ことも十分ありえます。できるだけ早急な書類の提出をお願いします。
4:回答内容によっては、現場立会(浄化槽設置工事や掘削工事など)が必要になる場合もあります。現場
立会の日程や時間については協議を行います。ご協力お願いします。
4、その他
・埋蔵文化財に関する相談について埋蔵文化財に関してさまざまな相談を受け付けています。社会教育課文化財係窓口(みやま市役所山川支所1
階)へお気軽にご相談ください。
提出書類について
提出書類は関連ファイルからダウンロードできます(PDF)。ご活用ください。「埋蔵文化財発掘の届出・
通知」については協議を進める中で必要になった場合お渡しします。
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、左記の「Adobe Acrobat Reader」バナーをクリックして、リンク先から無料ダウンロードしてください。