エアゾール式簡易消火具をお持ちの方へ
更新日:2023年10月20日
1.事故の概要
ヤマトプロテック株式会社製エアゾール式簡易消火器具の一部で、製造工程上の不具合を原因とする内部腐食の進行により「大きな音をともなう破裂事故等」が発生しています。過去20年間で7600件を越える事故が発生し、人的被害も確認されています。未だ廃棄率および回収率は85%ほどで、事故につながる恐れのある製品が残っています。
2.破裂の危険がある対象商品
「ヤマトボーイKT] 「FMボーイk」製造番号 保証期間 製造番号 保証期間
KO331 2005.01 KN301 2005.02
KO331 2005.02 KN322 2005.02
KN326 2005.02 KD319 2005.03
KD317 2005.03 K1425 2005.04
K1426 2005.04 K2408 2005.05
K2407 2005.05 K2421 2005.05
K2420 2005.05 K3406 2005.06
K3407 2005.06 K3418 2005.06
K3419 2005.06 K4423 2005.07
K4422 2005.07 K7425 2005.10
K7424 2005.10
製造番号と保証期間は缶の底に表示されています。
3.廃棄処分の仕方
1.ノズル先端の安全ロックをまっすぐ真上に引き起こし、完全にちぎり取る。2.バケツや排水溝などに向けてレバーを握り、全量を放射する。
(消火薬剤は水を主成分とした洗剤に近い成分です。)
3.30秒程度放射を行い、完全にガスを抜く。
4.空になった容器は市のルールに従って処分する。
■誤って放出された場合
薬剤は水溶性ですが、乾拭きで薬剤を取り除いた後に水拭きの掃除をおススメします。
また、肌の弱い方は、肌荒れを起こす場合もありますので、ゴム手袋やモップの使用をおススメします。
■廃棄上の注意
1.人に向けて放射しないでください。
2.排水溝などへ放射する際は飛び散ることがありますので、ご注意ください。
3.取扱に関する注意事項が缶体に記載されていますので、あらかじめご確認ください。
4.薬剤がかかったときは、大量の水で洗い流してください。特に目に入った時は、すみやかに
洗い流してください。もし、充血や痛みを感じたら医師の診察を受けてください。
エアゾール式簡易消火具をお持ちのお客様へ
関連リンク
- エアゾール自主回収・廃棄処分について|ヤマトプロテック株式会社(外部サイトにリンクします)