マイナ救急
更新日:2025年8月27日
マイナ救急
マイナ救急とは
令和7年10月1日よりマイナンバー保険証を活用した救急業務(マイナ救急)が開始します。マイナ救急とは、救急隊員が傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)を活用し、傷病者の医療情報等を閲覧する仕組みのことです。救急隊員がマイナ保険証をカードリーダーで読み取り、タブレット端末を使用して傷病者が過去に受信した病院や処方されたお薬などの医療情報を閲覧します。閲覧した医療情報等は、傷病者がより適切な処置を受けるため、また救急隊が搬送先医療機関の選定をするために活用します。
マイナ救急の実施にあたっては、救急隊員が傷病者の顔と券面上の写真を確認し、本人確認を行うため、マイナンバーカードの暗証番号の入力は原則不要です。また、救急隊員医療情報等を閲覧してよいかお聞きし、傷病者の同意を得た上でマイナ救急を実施します。なお、生命、身体の保護のため必要な場合であって、傷病者が意識不明等のため同意を取得することが困難な場合に限り、同意なしで医療情報を閲覧することもあります。
マイナ救急の流れ


Q&A
マイナンバーカードは持ち歩いて大丈夫なの?
マイナンバーカードはキャッシュカードのように持ち歩いても大丈夫です。マイナンバーカードのICチップには税や年金の情報、病歴などのプライバシー性の高い情報は記録されません。ICチップの情報を確認するには暗証番号が必要で、暗証番号を言って回数間違えると使えなくなります。紛失・盗難によるマイナンバーカードの一時利用停止については、24時間365日体制で受け付けています。「マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)」に連絡をしてください。その後、市区町村に届け出て再交付の手続きをしてください。
救急隊員に、マイナンバーを見られても大丈夫なの?
マイナ救急では、12桁のマイナンバーは使用しません。なお、マイナンバーは行政が個人を特定するために使用するもので、マイナンバーを使用する際は顔写真付本人確認書類などによる本人確認が必要です。このため、マイナンバーを知られたというだけで、個人情報が漏れたりすることはなく、何かに悪用することは困難です。救急隊員に、救急活動と関係ない個人情報も見られてしまうの?
マイナ救急に使用するシステムで救急隊員が閲覧できるのは、氏名や住所等のマイナンバーカード上に記載されている情報と、受信歴や薬剤情報などの医療情報だけです。税や年金など、救急活動に関係のない情報は、閲覧できません。救急車で運ばれるような緊急時でも、マイナンバーカードの暗証番号の入力をしないといけないの?
マイナ救急の実施にあたっては、救急隊員が傷病者の顔とマイナンバーカードの写真を確認し、本人確認を行うため、マイナンバーカードの暗証番号の入力は原則不要です。関連リンク
- あなたの命を守るマイナ救急(総務省消防庁)(外部サイトにリンクします)
- マイナンバーカードの健康保険証利用(政府広報オンライン)(外部サイトにリンクします)